オサムくんの周りにはいつも人がいる。
今のバンドのメンバーだったり昔からの仲間だったり。
多分僕もその中の一人なんだけど。
オサムくんと一緒にいる時の時間は不思議だ。
毎日会っているわけじゃない。
なのに会えば絶妙なコンビネーションが生まれる。
きっと知り合い誰もが一度はそう思っているに違いない。
なんと言うか居心地が良いのだ。
長い付き合いだけど本当に不思議。
ヒューマンロストというバンドに初めて逢ったのはとあるエレベーターの中。
いきなり弟子にして下さいと言われた。
その時はイタイ奴が来たと思って然り気なくスルーしたが、
今思えばあれがオサムくん流の人の懐にいつの間にか忍び込む術なんだろう。
僕はまんまと術中にハマったのである。
オサムくんは感覚的に良いと思う事だけを追求して音を作る。
だから理論なんかは二の次だ。
人も同じ。集まるべくしてオサムくんに集まったんだろう。
理由なんかない。
ヒューマンロスト=人間失格じゃない。
実に人間的だし感情的だ。 理屈じゃない何かで衝き動いている。
マコさんの呼吸が止まった時、オサムくんは新曲の歌入れをしてた。
中断もしくは延期にしてもよい場面だ。
けれどオサムくんはレコーディングを続行した。
決して立ち止まらない。
これからもヒューマンロストは続いて行くんだろう。
オサムくんの魂のままに。
20周年 本当におめでとう。
……普段通りオッちゃんのが良かったかなぁ(笑)。
新曲、いいね。
御安全に。
ゆず サブリーダー
岩沢厚治より
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